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ストレスを考える

人間と同じように犬もストレスを感じます。例えば家庭に迎えたばかりの仔犬が下痢など体調を崩しやすいのは、環境の変化・親兄弟から離れた淋しさ・新しい飼い主さんのかまい過ぎ(特に小さなお子様がいらっしゃるご家庭は注意が必要)など、ストレスが大きく影響しています。

 

犬はどのような状況にストレスを感じるのか?

運動不足・睡眠不足に始まり飼い主とのコミュニケーション不足や発情期、環境の変化や食事の量・質への不満など・・・。「飼い主とのコミュニケーション不足」=「退屈・淋しさ」と置き換えれば、犬も私たち人間も同じ様な状況でストレスを感じると言っても過言ではないと思います。

結局のところ、「○○不足」がストレスになることが多いのですから愛犬がストレスを溜めない為には、散歩などの充分な運動と充分な睡眠、コミュニケーション、適量・良質な食事など、何事においても充たしてあげる努力が必要です。

しかし、ストレス解消を考えるあまり、甘やかさないように注意し、「しつけ」とはしっかり分けて考えなくてはいけません。遊ぶにしても「愛犬から誘われるのではなく飼い主から誘い、愛犬が疲れたからやめるのではなくその前に飼い主からやめる」という風に、常に飼い主がリーダーシップを取るようにしましょう。また、簡単な命令(「おて」や「おすわり」)を出して、そのご褒美として遊んだりおやつをあげたりすると、家族間の順位をはっきりさせる(犬が一番下だと解らせる)ことができ、アルファ症候群の防止にも繋がります。

アルファ症候群

犬が家族の中で一番偉い(順位が上)と勘違いして「飼い主の言うことを聞かない」「飼い主を威嚇する」などの問題行動を起こす。

 

ストレスのサイン

犬がストレスを感じると「落ち着きがなくなる」「何度もあくびをする」「体の一部を舐め続ける」「下痢をする」「攻撃的になる」「尻尾を追いかける」などします。慢性化すると病気の原因にもなりかねないのでストレスを溜めないことが一番ですが、このような行動が見られたら、愛犬との関係や生活環境の改善など、早期に対処する必要があります。

 

一般に必要な運動量が多い大型犬の方がストレスを感じやすいとされますが、社会化など何事(音や人、犬)に対しても豊富に経験させることがストレスに強い犬にするためには重要です。

また、マッサージをするように犬の体を触るとコミュニケーション(スキンシップ)になり信頼関係が向上すると同時に、体の腫れなど異常の早期発見にも繋がります。

愛犬に癒されるばかりでなく、飼い主がリーダーシップを発揮し充分なコミュニケーションや良い生活環境の確立で愛犬を癒す(ストレスを溜めさせない)ことも、愛犬と長く良い関係を続ける上でとても大事なことです。

*2月18日書式変更

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