| 総相談件数9095 | 相談件数 | 販売方法 | 契約・解約 | 品質・機能 | 接客対応 |
| 店舗購入 | 7301 | 1079 | 5992 | 3041 | 1581 |
| 通信販売 | 1120 | 372 | 1006 | 266 | 192 |
簡単に言うと、「インターネットや移動販売でペットを売るのはけしからん!みんな、ペットショップの陳列販売で買おうよ♪」みたいな感じです。
更に付け加えると、「ペット販売に関する苦情はほとんどがネット販売・移動販売に関するもので、悪徳業者ばかりだ」と消費者に誤解を与えかねない内容が記されています。
そこで国民生活センターのデータベースをお借りして出てきた過去5年間の数字が上の表です。
移動販売は言語道断なので無視して話を進めますが、結果は予想通りでした。
相談件数を比べただけでも一目瞭然です。ネット販売を含む通信販売に比べ、店舗購入には7倍近い数の相談が寄せられています。「ペット・動物」に関する総相談件数の実に7割以上です。
品質に関しても、実際に生体を見られるにもかかわらず、店舗購入の方が通信販売の10倍以上の相談が寄せられています。
契約・解約については通信販売の方が割合で多くなっていますが、実際にお客様と対面することもなく電話やメールだけで連絡を済ませることも多いために販売側とお客様とのコミュニケーション不足が考えられます。ネット販売などの通信販売の場合は、ご不明な点は何でも何度でも納得いくまで説明を求めて下さい。
この団体は、はたしてこのような正確なデータを下に消費者に警鐘を鳴らしているのか?
はたまた、ペットを陳列販売している組合か何かの集まりが、今後主流になるであろう(すでになりつつある)ネット販売に脅威を感じて消費者(や法律を作る政治家)を洗脳しようとしているのか?
私には後者としか思えないのです。
ヨーロッパはもちろんアメリカでも半数程度の州では陳列販売は行っていません。全ては仔犬のためです。他のコラムにも書いていますが、ブリーダーの手を離れてから色々な経路を通ってペットショップに辿り着きお客様の手に渡るまで、離乳を含めた仔犬の成長・社会化や流通過程におけるストレス・病気へのリスクは計り知れません。流通過程で残念ながら2割程度の仔犬が死んでしまうことをご存知でしょうか?
欧米で「陳列販売は動物虐待」と言われる所以はそこにあるのではないでしょうか?
先に挙げた団体のHPの他の記事に‘よい飼い主になるチェックリスト’があります。さらに獣医師による‘飼い主の責任〜良い飼い主による虐待とは’というコラム。これらのコラムと例のキャンペーンが矛盾しているように感じるのです。
そのようなことを考える前に、販売する側として「少なくとも健康で、お客様に一生愛してもらえる仔犬を提供できるのか?」が重要ではないでしょうか?
もちろんお客様にも仔犬を選ぶ前にお店を選ぶ方が重要だということを解って頂きたいのです。
自家繁殖のペットショップは別にして、実際に仔犬を目にして手に取ったところで、何処のブリーダーの元で、どのような親犬から生まれ、どのようなルートでこのペットショップへ辿り着いたのか?を知ることは不可能に近いのです。
当店はネットショップであり、提携ブリーダーも全国に散らばっています。しかし、予約さえ入れれば見学可能なブリーダーとしか提携していません。
「遠方のため見学ができない」と言う方もいらっしゃるでしょうが、幸運にも気になった仔犬の犬舎が見学可能な距離であれば、遠慮なく見学希望の旨お申し出ください。
ブリーダーの人柄、犬舎の環境、親犬、そして仔犬を実際その目で見て、ご希望の仔犬の将来を想像してください。
スーパーへ行けば「私が作りました」という写真付きの商品もたくさん目にするようになりました。商品に対する生産者の思いや責任を感じることができます。ペット業界もそうあるべきだと思います。
「生ませた人から育てる人へ」
これが欧米でのペットに対する当然の考え方です。
日本のペットに対する考え方は遅れています。「ペットブーム」と言われる昨今、ブームによる弊害も色々ありますが、ブームによりたくさんの人の目がペット業界に向いている今だからこそ、この流れを変えるチャンスです。
これでもあなたは、まだ陳列販売から仔犬を選ぶのですか?
3月3日変更・追加
本文はペットショップを否定しているのではなく、「陳列販売」に疑問を投げかけるものです。現在陳列販売しているペットショップも販売形態を変えて、当店のような「ブリーダー直販」等と共存できれば、それはとてもすばらしいことだと思います。
◎何故、「ブリーダー直販」なのか?
◎仔犬選びの参考に
◎仔犬を家族に迎えたら
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